光の三原色へのあこがれ


昨日絵描き仲間の友人ふたりが元気づけにやってきてくれて
なんと、気づけば11時間以上しゃべりまくり..... びっくりぽん!
まぁ昨日はちょっといろいろあって、激しくヤバい局面もあったりなんかしたので
今日は若干疲れています(でも大丈夫よ〜〜)

それでも、ふたりから刺激を受けてなんか明るい絵を描きたくなったので
一気呵成で描きあげた絵です♬
え?いつもと変わらない?... 私の中ではけっこう明るい!です^^;

完成した絵を写真に撮ってパソコンに読み込んで保存する際
Photoshopの加工で彩度をぐっとあげてみたりします
そうするとピカーっとまぶしいガラス絵のような感じになります

たとえばこの絵を彩度100%にしてみると


こうなります
この絵ではそれほど極端な変化はないですが
色が鮮やかになり透明感がでます
なぜこうなるかと言うと...
パソコンの画面は光の三原色により色が構成されるからです
光の三原色、赤緑青(RGB)を混ぜ合わせてできる色は
混ぜるにつれて明るくなっていき、最後は白になります
逆に絵の具を混ぜ合わせていくとどんどん暗くなり最後は黒になります
それが印刷の色でいうCMYKカラーです
絵の具や印刷インクでは色の濃淡を変えていって色を表現します
たとえば、右下のサインの赤は
C(シアン)22%、M(マゼンタ)95%、Y(イエロー)100%という具合
個展などで原画とDMの印刷の色の違いを指摘されることもありますが
原画と印刷物はそもそもこういう違いがあったわけです

デザインやっている人やパソコンに詳しい人はよくご存知のことと思います
光の三原色と言うのは中学の美術くらいで習うんでしたっけ?
それはたしかに覚えていますが...

パソコンが普及する前には原画を直接持って行ったりしたもんです
データ入稿なんてことが当たり前になった時に「光の三原色」と結びつかず
「CMYK変換」なんてことがとんと理解できなかったアナログ人間な私...  ^^;
印刷物のデータ作成の時よくわからなくて印刷屋さんに度々指摘され
恥ずかしながら最近やっと理解したことなので
自戒の意を込めて書いておきます〜^^;
まぁ、どれだけあっているかは定かではありませんが...

でも、そのことがようやくわかった時に
例えば、海が好きでキラキラ明るい絵を描く人は光の三原色で
私の絵は、音楽が好きで色の濃淡を足したり引いたりする絵の具の色の三原色だな〜
と...ふと思って、なんだかすっごく納得しちゃったのでした♬
光の三原色のようなキラキラまぶしい透明な色にもあこがれるけど
やっぱり私は音楽好き低音好きの私の絵なんであった... うむ
時々彩度をあげて「うはっ♬」と喜んでみます











 
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