搬入



渋谷のウィリアムモリスに搬入。
結局最後までバタバタと準備して、いつもながら
余裕がない私なのですが・・・
なんとか、ようやく搬入終えました。
あとは1ヶ月間作品たちが主役です。

今回は私らしい色をたくさん使いました。
気持ちよく描けた作品ばかりです。
たくさんの方に見ていただけると嬉しいです!
よろしくお願いします。

梅雨と夏のはじまりの、なんともうっとうしい季節ですが、
珈琲、アイスティーもとってもおいしいです!!!
ほっと一息つきに寄って下さいね!
渋谷の穴場的な、落ち着いた珈琲店です。

7月3日(火)からです。
渋谷から徒歩約5分、地下鉄表参道駅からも10分弱くらいです。
詳細は 井上リエHP までアクセスしてください!

キャンドルナイト



今日は夏至です。
キャンドルナイトもだいぶ知れ渡って来たようですね。
いろんなお店などでもイベントとして実施しているようです。


我家もキャンドルナイトに限らず、時々キャンドルの明かりだけで
ご飯を食べたり、お酒を飲んでカリンバを弾いたり
お風呂に入ったり・・・・
さすがにキャンドルだけで絵は描けないから
今夜は少し仕事をお休みして、静かな地球の営みの音に
耳を傾けて、ついでにワイングラスも傾けたりして・・・!

 キャンドルナイトとは・・・・・
  夏至の日から3日間、夜の8時から10時まで
  街の施設などのライトダウンや、家庭やショップなどで
  電気を消してキャンドルを灯し、スローな時間を過ごそうというもの。
  CO2削減ー地球温暖化をストップさせよう!

そういえば、11年前イギリスに行った時
Aveburyという、石をサークル状に配置した遺跡に行ったら
映画で見たようなヒッピーが大勢いる!
黒いマントを着ていたり、ヤギの頭蓋骨の長い杖を持っていたり、
ギターを弾くおじさんや変な格好の若者などがたくさんいて
不思議な光景だったが、あれは6月22日、夏至の日だったのだ。
ストーンサークルのパワーを求めて集まっていたのだろう・・・
日本では環状列石と言って、やはり夏至の太陽が沈む方角に
日時計が配置されているものがあるなど、
ストーンサークルと夏至の関係は諸説あるらしいけど、
とても興味深いところです。
大昔から人は宇宙や地球の営みに従って生きて来たんだよなー
自然の力に大きなものを感じでいたんだと思う。
そんなことに思いを馳せながら、キャンドルを灯してみるのも
いいかもしれませんね!

コーナー



ここはいつもはチェロコーナーなんですが、
額や額の箱で埋もれてきました・・・

最近とてもいい額屋さんを見つけてそこで注文しています。
額はいわば演出小道具ですので、おろそかにはできません。
絵とフィーリングが合うものをやっと見つけた!と言う感じ。

DMを発送して、いろんな方から届いたよー行くよー♪と
ウレシイメールをいただいてます(ありがとう!)
今回は喫茶店での展示なので、残念ながら私はいません。
(そのほうがいいという人もいるでしょうが?)
会いたいと思って下さってる方は、ごめんなさい(ありがとう!)

8月の流木展ではギャラリーに毎日居りますので、
その時に感想など聞かせていただけたら嬉しいです!!!
よろしくお願いします。

流木といえば、夕べ遠くの友人からメールがありました。
「流木に手を加えることは流木の持っているかなしみや記憶を
 消し去ってしまう行為。私は自然のままが美しいと思うわ」と。
おっしゃるとおりなんです!!!自然そのままが美しい!
ただ私は「ものを作る人間」だから
流木に素材としての魅力を感じてしまう。
自分を表現し得る素材に出会ってしまったから、作るんです。
でも、私は手を加えることが素材を殺すとは思っていないんです。
私が感じて拾って、私の創造と合わさって出来たものが
誰かの感覚や記憶や感情とヒットしたとすれば、
それは活かされていると思います。素材の力です。
時々「どうにも手を加えられない」と思う流木もありますよ。
それは、ものとしての流木の魅力を感じてしまったんでしょうね。

この「違う感覚や解釈」と向き合って「考える」ということが
むしろ、芸術の持つ意味なんじゃないかと・・・・・・
今朝は頭がめずらしく働いて、しゃっきりしております!

DM納品!



7月個展のDMが納品されました。
「1ぺいじがいっぱい」を作ってもらった神田の印刷屋さんで
初めてお願いしたのですが、素晴らしくきれいなDMが出来ました!
今日は、さっそくウィリアムモリスとギャラリーf分の1にDM渡し。
それからNew york Tendaberryの藪田さんとオリジナルグッズの
打ち合わせもあってお会いしたので、たくさん渡して来ました。

DMが人の手に渡ると、さぁ〜て!と最後のエンジンがかかる感じ。
搬入まであと2週間。もうひとがんばりです!!!

結婚記念日



11年たちました
二人で祝いの宴を「近所のイタリア」バルカさんでやっていたら
シェフとソムリエご夫妻から、こんなかわいいプレゼントをもらっちゃった!
私たちの大〜好きなドルチェ「カタラーナ」
カキクコキク とか グゥーグゥー と書いてあるのは
ぱぎるの言葉といびきなんだって!
この間二人が初めて我家に来た時、ぱぎるは大歓迎&興奮して
カキクコキクとしゃべったのが忘れられない!と。

確かにぱぎるはしゃべります!
私は今まで「あいやいやい!」と聞こえてたけど、
彼女には「カキクコキク!」と聞こえたらしい!

結婚記念日はこれまでとこれから先を考える日
11年も経つと誰だってボロもでてきて、時々けんかもするけど
あらさがしをし合うより、互いに認めあい高め合える関係でいたい
せっかく縁あって一緒にいるんだもんね!
さあ、もう1回カンパイをしてカタラーナをいただこうかな!!!



個展に向けて



ひたすら制作中!!!
制作というのは、さくさくと面白いように出来る時と
ぜーんぜん進まない時が、波のように交互に襲ってくる・・・
なんだろう・・・。 バイオリズムと関係あるのかないのか。

音楽はパブロ・カザルスの「バッハ無伴奏チェロ組曲第1番ー第6番」
「復刻版」でざーざーノイズが入ってるところもあり、なんかいい。
カザルスになぐさめられたり、煽られたり、
ほっとさせられたり、せかされたりしながら、描いている。

DMも今日色校正があがってきて、順調にすすむ。
この期に及んでサブタイトルを変更する(印刷屋さんごめんなさいっ!)
個展が間近になってくると、なぜだか突然ひらめいたりして
「これだーこれだったんだーーーー!」っていう絵が出来たりする。
そうすると、自分の中で「これを見て欲しい〜」と、なり
今まで考えていたテーマのようなものが、ちょっと違って来たりする。
DMは前もって準備する物で、まだ熟考できてないうちに作ったりするので
そういうことは、多々あること。(私だけ?)
今回は ーnotebookー
写真にもノートが写っているけど、ノートから作品が出来ることが多い。
というかノートに描くことが作品だったりする・・・
まあ、ヒントはこの辺にしてあとは見てのお楽しみ!

でも、焦りながらも、割といつもより落ち着いて進んでいる。
搬入まであと3週間。
もうちょっと、がんばりましょう!



新井英一ライブ!



府中のカフェスローにて
新井英一「清河への道 〜48番ライブ」

大陸を渡る風のような、大きなゆったりとした新井さんの歌声に
久しぶりに酔いしれた。
「清河への道」は父親の故郷である韓国の清河(チョンハー)へ
自分のルーツを訪ねて行く旅から自分の半生を歌った、
全部で48番まである長い長い代表作。

5年前の2002年に新井さんが初めて清河でライブをやった時
夫と私は歌をたどるようにして清河までライブを観に行った。
(博多から船で渡り釜山の港からバスを乗り継いでやっと清河へたどり着く)

      

バスに乗る前やバスの中バスを降りてから、出会った韓国の人たち・・・
大阪からひとりで来ていた笑子さんとの出会い(今でも時々遊ぶ仲)
役場の親切な人、喫茶店、銀行、ご飯を食べた店・・・
ライブ会場の清河中学校の先生、生徒たち・・・
(校庭の会場作りをみんなでやっていた)
新井さんの歌のままの清河の風景・・・


  これがまさしく「清河への道」

そしてライブの歌の最後に、もう暗くなった空を仰いで
「アボジー!(親父)」と叫んだ新井さんの姿・・・

今日久しぶりに生で聴いていたら
5年前のあの旅のすべてをありありと思い出すことができるのだ!
新井さんの歌の追体験をしただけのつもりが、
しっかり自分たちの体験になっている!
忘れられない旅になっていたことに、二人で感動しながら帰る。

カフェスローは夏至のキャンドルナイトに「暗闇カフェ」をやったり
フェアトレードの雑貨を売っていたり、無農薬コーヒーや
オーガニックランチなどなど、スローな生き方を提案しているお店。
とてもいい雰囲気で、今度はゆっくりランチでも食べに行こうかな。
うちからは1時間半以上もかかり、とても遠いけど
今日は本当に行ってよかった!!!
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