渋谷のウィリアムモリスへ
15周年記念の160人の作家の絵手紙展(28日まで)
出品したので、他の人の作品も見がてら
7月のDMを置いていただき、モカを注文。
コーヒーがホント、おいしい!
15年の年月順に展示した作家のハガキ大作品が並ぶ。
歴史だなぁー・・・ いい展示でした。
神楽坂のセッションハウス・ガーデン2「奥山玲子展」へ
奥山さんはハイジの原画を描いた小田部羊一さんの奥様で
銅版画家でありアニメーターでもあった方。
今年突然に亡くなられてしまった。
私の木彫作品「1ぺいじの絵本」を買って下さったご縁で知り合いに。
その作品は
なんど 太陽が のぼっては おり
どれだけ 月が うかんでは しずみ
いったいどれくらいの 星が うまれては きえ
花は なんかい さいては たねをおとし
土は はてしなく つみかさねられ
産まれては 産み 死んでは 産まれて
というもの。
この作品をぱっと選んだ奥山さんは
なんというか、潔い強い母性を感じさせる方だった。
今日、初めて彼女の銅版画やアニメーションの原画を
見せていただいて、ああーやっぱり、と思う。
私が感じた通りの作品がそこにあった。
女の人の身体に宿る「神秘」をたくさん作品にしている。
銅版画の少女の絵がまさに生きてそこにいる感じがする。
産まれて死ぬ、という事を生き生きと表現する作家さんだったんだ。
もっともっとこれから作品を生み出して、見せていただきたかった。
本当に残念でなりません。
奥山さんの銅版画展は10月にウィリアムモリスでも開催されます。