木が来た



1ぺいじの絵本のための木を注文
新潟の彫刻屋さん

今まではハンズやドイトで買っていたんだけど、
両方とも藤沢から無くなった・・・
なんだかちゃちなものばかり売っている店に変わってしまい、
日本はだいじょうぶかぁ〜 というため息ばかりなり。
ものつくりは人間の基本なんだ、なのに素材を扱う店がないなんて。
世の中全部キットになったら、どうなる???

で、結局ネットで買うことに。
運良くいい素材を見つけて、シナ材を買ってみる。
今まではジェルトン、桂を使っていたけど、
ジェルトンのような南洋材は、手に入りにくくなっているという。
シナ材を彫るのは初めて。どんな本になるか、楽しみ。

さていよいよ本格的な梅雨空。
雨の日、傘をさして歩くのは嫌いではない。
雨が降ると外へ行きたくなるくらい・・・。
じめじめは嫌いだけど、雨の日に人の優しさが際立つような
そんな雰囲気が好き。

しかし、仕事がたまっていて、悠長に雨の日の散歩・・・とはいかない。
ぼやぼやしていたら、もう明日から7月。
あかいはねの締切がせまってて、あわてて仕上げに入る。
(Yさん、もうちょっともうちょっとですーーー!)

別のオファーもふたつはいり、ありがたくも、悩む・・・
表現することが仕事になると、それは自分の表現ではなくなる。
別物と割り切れればいいんだけど、
不器用なだけに、そのことは致命傷的に苦しい!!!

心からわきあがる感覚をつかまえて表現していくことが
薄く小さくなっていかないように、
仕事の絵を描きながらも、いつも育てて確認していかなければならない。
うっかりすると見失って踏みつぶしてしまうような
小さくてささやかで儚いものだけに・・・












写真教室3周年



K先生の写真教室3年目を祝って、宴会。
今回もごちそうを持ち寄っておいしくにぎやかに!

皆それぞれに自分の分野で我が道を行く!人たちなので
先生についても先生の作風に全然似てこない。
それがこの会のいいとこですよ!と、酔ってふにゃふにゃになった
K先生、うれしそう。

この会のいいところは、写真の一般的な善し悪しじゃなく
その人の感性の世界を表現できているかーが問われているところ。
やるたびにそのおもしろさと難しさを考えさせられるのです。

「写真なんて習うものじゃないよ」なんて言う人がいるけど
習ってるんじゃないんだな・・・考えさせられているんだな・・・
そこんとこ、知らない人にはわからんだろうな!




父の絵



サクランボをもらいに実家に行ったら
父が久しぶりに絵を描き始めたという。
実はあることがきっかけに97年からピタっと描かなくなっていた。
まわりは「また描けば」なんて言っていたのだけど、
いっこうに描く気がないようだった。

昔は油絵もスケッチもして、私は父が油絵の下書きをするのを
見ているのが好きだった。
スケッチで展覧会をしたこともある。
もう絵は描かないのかな・・・と思っていた。

それが昨年の暮れから急にまた描き始めたという。
何がきっかけなのかはわからないけど、
とにかく、私はとっても嬉しかった。
昔のと最近の絵をファイルごと借りて来たので
こっそりブログにのせようと思う。

ふるさと長野の山と景色、草花と野菜、煮干しなど
身近なものを毎日描いているそうです。
ホントにホントに嬉しい!

写真は13年前の今日6月26日に描いた「テッセン」





バンビーノクラブ6月3回目



流木フレーム作り最終回は男の子3人、女の子4人。
釘打つから穴開けて〜
カナヅチ貸して〜
絵の具絵の具〜
それはもう大騒ぎでしたが、アッッという間に
こんなにかっこいいフレームができていました!

流木の付け方、絵の具の塗り方、子供の脳はいったい
どうなっているんだろうな〜
なんでこんなに、悩みもせずにざくっと潔くかっこよく
いい感じの作品が作れちゃうんだろう・・・?
はぁ〜〜〜〜〜

来月はヒロコ先生がリーダーで、プラ板を使って
キラキラキレ〜なオブジェを作ります!
お楽しみに!




長崎



長崎に行ってきました。
大学との打ち合わせです。
まだ具体的にどうなるかはわかりませんが、
学長さんも乗り気になっていて、いい話に進みそうな・・・。
楽しみです♫

長崎と言えばやっぱり長崎チャンポン&皿うどん
しっかり食べました!
お昼のセットで春巻きや角煮まんじゅうがついてるのを頼んだら
こんな量で!N教授とふたりで「もう食べられない〜」というくらい
たらふく食べました!
長崎はわりと甘い味付けが多いそう。
夜食べたお刺身の醤油も甘口。
何を食べてもおいしかった〜!



こんなふうに町中を路面電車が走っていて、何処まで乗っても100円。
安くて便利!
降車ブザーの音が「チン!」という。風情があります。



眼鏡橋もみてきました。
手前の堰がちょうど歯のように見えて、まるで顔みたい!



泊めていただいたN教授のマンションは長崎港のすぐ前で
すばらしいロケーション!夜景もきれいだけど、
朝のすがすがしさが最高に気持ちよかったです!

二日目は、授業があるN教授に長崎駅まで送ってもらい
そこで別れて、夕方まで一人ぶらぶらしていました。
長崎の街ののんびりしてて異国情緒が混在している不思議な雰囲気を
感じながら、絵にこの長崎らしさが込められるように
じっくり(とまでいかないけれど)観てきました。
絵を描くといっても、観光の絵を描くわけじゃないけど
実際にその場所の雰囲気を味わうと色々な想いが入るので、
よりイメージしやすくなります。
帰りの飛行機の中でたくさんイメージやアイディアが浮かび、
手帳に描き続けていました。

N教授はもともと鵠沼の方で、共通の知り合いを通じて
今回のお話をいただきました。
出会いって不思議ねーと道々話していましたが、本当に・・・。

せっかくのこの出会い、いい方向に進むようがんばります。










森下君個展



小笠原諸島の父島に移り住んだ陶芸作家の森下君の作品展
埼玉のとってもステキなcafe&gallery温々で。

昨日行くつもりが不調で、今日あいにくの天気となってしまったが
最終日なので、森下君に久々に会うYとおかちゃんと3人で行く。

以前より洗練されてきた森下君の作品は、たくさん売れていて、
残り少なかったけど、ころんとした気持ちよいフォルムのマグカップを購入。
小さな取っ手のポチッとついたスープカップとシャコガイの形のお皿は
もう一つもなかったけどどうしても欲しいので、いつでもいいからと注文。

島に行って何だか前より元気そうで、楽しそうでよかった。

帰りに蓮田の駅まで送ってくれる途中、
私たちが以前崇めるようにして飲んでいた神亀酒造の蔵の前を通って
蔵の前の酒屋に寄って久しぶりに神亀の酒を買う。
(森下君の同級生は神亀の蔵人で、その彼にも会って話も聞けました)



森下君の陶展は 6月26日から30日まで長野県上田市にある
茶房パニでも開催されます。
お店もとてもステキです。お店を建てるとき森下君も手伝ったそうです。
興味がある方お近くの方「リエさんのブログ見ました」と言って
行ってあげてください!!!
素朴な優しそうな青年が森下君です!







バンビーノクラブ6月2回目



昨日はバンビーノクラブ。
参加者は最初の予定は6人だったけど、
風邪ひきや不調の子が多くて、ふたりに。
そこで急遽女の子と男の子が一人ずつ参加してくれて4人になりました。

女の子2人男の子2人、でも8人分ぐらいのパワー!
今回も流木で鏡のフレーム作り。
おしゃれなフレームができました。
あれ、一つお山みたいなものが・・・?
これはまだ積んであるだけです。でもこれもまた、ゲイジュツ!
今回はみんな渋めの作品に。
男子はシンプルに。女子は釘を打ったり流木をたたいて壊したり
けっこう過激・・・いや、ゲイジュツは破壊行為もあり、だよね?
廻りにいるメンバーで影響しあうこともあるけど、
その日その時のその子の感性が素直に表されているんだなー。
すごいな!

来週はみんな元気で来られるといいね!
・・・といいながら、実は私自身が体調不良で
お腹をさすりながら帰りました・・・。
今日は一日家でゆっくりしていました。・・・休養、休養。
この時期、体調壊すことが多くなります。
気をつけましょうー!

黒いなり



羽田空港の空弁で有名になった、黒いなり。
黒いなり用の味付け油揚げが手に入ったので、作ってみました。

備長炭微粉が入っていて黒いんだけど、そのせいなのか
味も口当たりもまろやかな感じ。

黒い食べ物って、なんとなくエネルギーがある感じがする。
科学的な理屈ももちろんあるんだろうけど・・・
身体にいいって言われて「黒ごまプリン」とか流行りましたね!
黒ごま、黒豆、あと海草類も黒い食べ物に入るみたいです。
見た目も強い印象があって、食べたら元気になれそうな気もする
っていう感覚的なものもあるかも(私は)

おにぎりやおはぎだって、海苔やごまや小豆を使って美味しいし、
実は黒の力で抗酸化作用もあって、という優れものなんだなー

やっぱり昔の人の知恵ってすごいーーーーーー!







オヤジさんの彫刻刀



兵庫に行ったNちゃんの最終荷物の引っ越し手伝いのため綾瀬へ。
その前に、あかいはねのイラスト1枚(他はまだできてないのです)
渡しに、デザイナーのYさんのマンションへ寄る。

Nちゃんのオヤジさんは霊柩車の棺を入れる部分を造る宮大工さん。
もう引退したけれど。
丸ノミの研ぎ方を教わりたいと思っていたので、今日はそれも兼ねて。
そしたら、倉庫の奥から「にゃん(私のあだ名)これ使えよ」って、
昔使っていた彫刻刀をすべて譲ってくれた!!!
「おれはもう使わねぇからよ」と。
Nと私がお昼ご飯を食べに出ている間に、私のノミも含めて23本
全部研いでおいてくれちゃった!

職人さんの道具ってなんでこうカッコイイんだよう〜!
大工さんの道具なんかも見とれてしまうほど。

オヤジさんの彫刻刀を譲り受けたからには、
いい作品を作らなくちゃね!

あかいはねのイラストも仕上げなくちゃ〜!
来週は長崎の大学に行ってロゴやグッズ等の打ち合わせ。
時間はあまりないけど、長崎は初めてなので
すこしぶらぶら歩いて写真も撮ってきたいな!








タブラ



我ながらアホです!

今、Yがシャンソンのレッスンに行き、
そうだ!久しぶりにタブラの練習しよう。と思って、
ハムザ・エルディーンのウードに合わせて練習していて、
そうだ!セルフタイマーで写真撮ってみよう〜♫
と思って・・・。

おお〜なんかすごく叩けてる感じ!?



おお〜この動き、まるでザキール・フセインのよう!?
ウソ!実は全然叩けてないです・・・。

クゲパーが終わって、三線のYさんやおかちゃん達と
「ホントにタブラクラブやろう〜」と再び盛り上がったので、
(前にも一度盛り上がって、消えた)
今度こそやろう!と、5年ぶりぐらいにやる気が起りました。
Yはシタール再チャレンジ、する気あるんだろうか・・・?

かつてあんなに一生懸命やっていたので、再び楽器に触ると
やはり何となくよみがえってくるものがあります。
インド音楽って数学的で最小公倍数を計算しながらじゃなきゃできないとか、
数字に弱い私には、ホントにわけが分からない難しさなんだけど、
感覚的には大好きなので、ゆる〜く遊ぶ分にはいいでしょう!
なにより、こんなステキな楽器があるんだもの!使わなくちゃ!ですよ。

実は、おかちゃんと、エリコさん、それから父島へ引っ越した
陶芸作家の森下君、ご無沙汰だけどプログレ歌手?アコーディオン弾きの
Mさんは、10年ほど前インド音楽の教室で出会った仲間なんです。
私たちの先生のプレーマダーサ・ヘーゴダ先生は
あのラヴィ・シャンカル大先生のお弟子さん♫
つまり私たちはラヴィ・シャンカルの孫弟子に当たるというわけ!
でも、こんな中途半端にやってる奴らが孫弟子と名乗るな!と
怒るでしょうね!!!

でもいい仲間とめぐり合わせてくれたインド音楽を、
また少しずつでもやり続けようかと、みな思っています。
どうかお許し下さいね!

ブログ書いてないでちゃんと練習しますから!!!