2009.06.30 Tuesday
木が来た
1ぺいじの絵本のための木を注文
新潟の彫刻屋さん
今まではハンズやドイトで買っていたんだけど、
両方とも藤沢から無くなった・・・
なんだかちゃちなものばかり売っている店に変わってしまい、
日本はだいじょうぶかぁ〜 というため息ばかりなり。
ものつくりは人間の基本なんだ、なのに素材を扱う店がないなんて。
世の中全部キットになったら、どうなる???
で、結局ネットで買うことに。
運良くいい素材を見つけて、シナ材を買ってみる。
今まではジェルトン、桂を使っていたけど、
ジェルトンのような南洋材は、手に入りにくくなっているという。
シナ材を彫るのは初めて。どんな本になるか、楽しみ。
さていよいよ本格的な梅雨空。
雨の日、傘をさして歩くのは嫌いではない。
雨が降ると外へ行きたくなるくらい・・・。
じめじめは嫌いだけど、雨の日に人の優しさが際立つような
そんな雰囲気が好き。
しかし、仕事がたまっていて、悠長に雨の日の散歩・・・とはいかない。
ぼやぼやしていたら、もう明日から7月。
あかいはねの締切がせまってて、あわてて仕上げに入る。
(Yさん、もうちょっともうちょっとですーーー!)
別のオファーもふたつはいり、ありがたくも、悩む・・・
表現することが仕事になると、それは自分の表現ではなくなる。
別物と割り切れればいいんだけど、
不器用なだけに、そのことは致命傷的に苦しい!!!
心からわきあがる感覚をつかまえて表現していくことが
薄く小さくなっていかないように、
仕事の絵を描きながらも、いつも育てて確認していかなければならない。
うっかりすると見失って踏みつぶしてしまうような
小さくてささやかで儚いものだけに・・・