本じゃない・・・



本ばかり彫っていましたが、
急に手帳に描いたイメージを彫ってみたくなり・・・
3月に沖縄の「ニライカナイ」の話を聞いて
イメージしたものです

沖縄では、人間は死ぬと海の彼方(ニライカナイ)へ行くと
考えられている
ニライカナイへ行った人間は、またこの世に帰ってくる
そのシンボルが「太陽」である
太陽は海に落ちて(日没)また姿を現す(日の出)ので
死と復活のシンボルなのだそう

それを何で読んだか聞いたかは忘れたのですが
その時にイメージが浮かんだ舟の絵
死ぬと行くという世界だがなぜか暗い気はしない・・・
穏やかな気持ちで母体に還っていくような
なぜかそんな気がしたのです・・・

そのイメージ画を立体にしてみました
普段、本を彫っている時は
1ぺいじの媒体としての本を彫っているという感じで
「彫刻」という意識は薄いのですが、
イメージしたものを彫る場合は、もっと気持ちが入る
ものなのですね・・・
形にもものすごくこだわり、
細かい部分にちまちまと手を加えましたが
結果的には彫りから仕上げまで2日でできてしまいました!

かなり自分の印象に近いものができたように思い、満足!!!
是非、実物をギャラリーで見てください!


そんなこんなで首が痛くなり、今日は夕方治療院へ
そして、終わって出たところで、マンションの知人夫妻に
バッタリ!
「今からお寿司食べに行くの、貴女も行こう!!!」
と、連れて行かれました(嬉しい!)
ちょうどYも飲み会だったので、1人で美味しいものを
ごちそうになっちゃいました〜!


最後にぱぎるの癒し画像を・・・



作品の写真を撮っていて相手にしなかったら
急にひざにあごをのせて甘えてきた!
もう〜 こういう時動物はたまらなくカワユイね♥





ウェルカムボード



先月、友人の結婚式のウェルカムボードを描かせてもらいました

沖縄が好きで沖縄が縁で出逢ったふたり・・・
彼女は三線も上手です♪

なので、彼女のドレスには沖縄の伝統織りのミンサー柄を
5つと4つの柄が交互に織られるもので、
「いつの世までも一緒に・・・」という意味が込められています

ふたりの要望でボードも「ウェルカム」じゃなくて「メンソーレー」

私はお母さんとの発表会の日と重なって、参加できなかったけど
あとで、ふたりの写真が送られてきました♥
ホントきれいだったです〜

いつの世までもお幸せにね〜〜〜





アフリカのお姫様



久々に流木オブジェを載せます

これはかなり初期に作った作品で、
組み合わせの面白さを初めて体験した、といえるもの
版画の作家さんがいたく惚れ込んで購入してくださいました!

もともと、アフリカの仮面や、土偶などにとても興味があり
大阪の民博(国立民俗学博物館)なんか大好き〜!
流木のオブジェは、言ってみればアフリカの子供が
その辺にあるもので遊ぶ物を作ってしまった、という感じで
作れたらなーと、いつも思っているのですが・・・

あの素朴感、オチャメ感は意図してできるものではありません
物が無いけど豊か、っていうのを取り戻すには
物が増え過ぎちゃいましたね・・・・
ホントに必要なものだけを残して行く感覚と目を
もう一度思いださないといけません・・・

アフリカのお姫様・・・元気にしているかな?



SC所沢

先日作ったサッカーチームのTシャツを着て
イベントに参加した写真を送っていただいたのでUPします!

10月11日(日)に行われた
障害者スポーツフェスティバルの一コマです。
お天気もよくて、
カラフルないろいろな色のTシャツを着て、
みんな楽しそうです〜!




彼らのチームSC所沢のホームページはこちらサッカーボール

12月の個展後にはクリスマスイベントで
彼らと一緒に造形のワークショップもやる予定です!



みぞ



昨日はギャラリーf分の1「横島庄司展」を見がてら
個展のDMの発注に行ってきました
遅れ遅れになっていましたが、ようやく・・・


くるみの本にページの溝を入れています

今までは、彫り上がって色を付ける前に溝を入れていたんですが
絵を描き上げてから溝を入れてみたら
何か自分のメッセージをレコーディングする、というような
意味合いが生まれて来て、溝入れに気持ちが入る!

手前にある千枚通しのような工具で入れています


DMは11月の初め頃には完成する予定です
出来次第発送を始めます
しばらくお待ち下さいね!




くるみの木



くるみを彫っています

くるみは初めて彫るけれど、とっても柔らかくて彫りやすい
くるみを彫りながら思い出した
父の田舎の松本の家に大きなくるみの木があって
子供の頃毎年行くたびに、そのくるみの木に登っていたこと・・・
たしかにくるみの木はごつごつしていて、なんとも柔らかそうだった
あんなに硬い実がなるというのに・・・

松本の家は敷地に父の兄弟の家3軒が建っていて広かった
あるとき、兄と庭を散策していて、木の下にヒヨドリの死骸を見つけ
小さかった私はおそるおそる死んだヒヨドリの頭を触ってみたら
とっても小さくて硬い頭蓋骨がまだ温かかったので、
ちょっとビックリした
うすく閉じたまぶたが、どこかを見ているような不思議な気がした
それからふたりで穴を掘って、ヒヨドリを埋めた

大好きな松本の空気
盆地なので夏は暑く、庭のセミの声がものすごかった
叔父叔母などがたくさん集まって、
私は酔っぱらった叔父をじっとさせて絵を描いたりして
・・・・・

くるみを彫っているだけでいろいろなことを思い出した

そんな子供の頃の思い出をたどりながら彫った木は
どんな本になるのやら・・・・・







親子?



同じ階に住む6才の女の子Kちゃんと一緒に
チェロとバイオリンの練習♪

並べたら親子みたいです

一緒に並んでいるのは、カボチャ
バターナッツというのだそうです
スープにすると美味しいそうです

形が似ているから仲間にいれました


クレー



昨日はいいお天気でした〜

振替休日のYと車で横須賀美術館へ
「パウル・クレー 東洋への夢」を見に行く

北斎漫画や浮世絵に影響を受けて描いたとみられる
たくさんのデッサンが展示されていた

やっぱりいいい線だな、クレー・・・
クレーの絵を見ていると私はホントにクレーが好きだなー
というのがわかる
線をなぞって見ていると、この次はこうくるだろ?
っていうのが、同じだったり・・・
この色にはやっぱりこの色を持ってくるだろ? とか
それでますます好きになる!

昨日はじっくりたのしく見せてもらいました

絵描きは見たものを見たままに描く技術は皆少なからず持っている
でも、自分の内に取り入れてそこから新たな視覚情報としての
作品を作り出す方法は千差万別・・・
例えば人物を前に、肖像画を描いたとして
そっくりに描けると「わー上手い!」
その人となりがよく現れている・・・とか
わかりやすい 

だけど、なぜこんな顔になるの?
なぜこんな形になるの?
なぜこんなに首が長いの?
なぜこんな色なの?
という作品になると・・・「???」
でも、その「???」に
この人はこの人物から何を感じたのか?
この人はいったいこの絵で何を表現したかったのか?
と考える余地がうまれる
そこでその絵を描いた絵描きと見ている「自分」との間に
なにがしかの関係が芽生える、というか
時空を超えて対話がある、というか
そこんところが面白いんですよね!

ピカソの絵ってなんだかわからないから好きじゃないわ〜
というような声をよく聞くが
そう思って通り過ぎる前に、立ち止まってみる・・・
絵描きのモデルへの思いを想像したり
線をなぞってみたり、
そうしているうちに、目の前に絵描きの姿が見えたりするのです
作品を間にして作家との対話を楽しんでみてください

展示室の入口にかかっているクレーの写真が
「よぉーお前、またきたな!」と言っているように見えたら
しめたもの!



遭遇!



発見!1225ナンバー!
どなた様か知りませんが、私の前に現れてくれて
ありがとうー!

けっこう、すごい確率、じゃないかと思う!



サッカーチームTシャツ



所沢のサッカーチームのTシャツが完成
1枚送ってくださいました!

かわいくて元気が出そうなTシャツができました!
今日イベントがあってみんなでこのTシャツを着てくれたそうなので
後日写真を送ってくれることになっています
みんな喜んでくれたかな?
たのしいお仕事をありがとうございました!


夜はだんだん寒くなってきましたね〜

今日は我が家はちび囲炉裏(テーブルに手あぶり火鉢を
はめ込んである)で焼き肉をしました
その後、燃え残る炭でお湯を沸かしています



ゆっくりゆっくり暖まるのを待つとか・・・
時々炭がはぜる音とか・・・
ガスや電気では味わえないいい時間が流れます

囲炉裏が似合う季節がやってきます・・・