バラの花が似合わない私が「誕生日とクリスマス両方ね!」と
こんなにたくさんのバラを頂きました!
クリスマスが誕生日で、子どもの頃からプレゼントは一つと決まっていましたが
両方ね!と頂いたのは初めて 嬉しかったです〜♬
昨日はたくさんのメールやメッセージや贈り物も頂きました
動けなくなってじっとしていると世の中から忘れられているんじゃ...
とかついつい悲観的になるもの
なのでせっせと絵を描いて「つながり」を途切れさせないように
と思ってちょっと焦っていたのかもしれません
でもみなさんちゃんと忘れずにいてくれて...
ありがたさが身にしみる今年の誕生日 ウルウル
本当にありがとうございました♬
原因不明の痛み、ということで
何人かの方から夏樹静子の「椅子がこわい」と言う本のことを
聞いていたのですが、整形外科の先生からもその本の名前が出て
「クリエイティブな仕事をしている人ほどなりやすいんだよ」
「自分だけのプレッシャーがあるからね」などと言われたので読んでみることに
夏樹静子さんは原因不明の腰痛を治したい一心であることも確かだけれど
おそらく作家としての好奇心もあったんじゃないかと思う程
人から勧められるままにありとあらゆる様々な治療を受けて
治療にとどまらず気功や霊視、他人の墓の供養、池の水を抜くなど
非科学的なことまであらゆることを試してみるのですが
それでもまったく良くならず
最終的にある心療内科のお医者さんと出会い完治していきます
それまでの期間3年間...
私はまだ4ヶ月で、だいぶ楽になっているし
もうそろそろ治ってくるんじゃないか、という感じもしているのですが
知名度や仕事量はまったくレベルが違うものの
性格的な部分でどこか似ているなぁ...
心因性と言われることに抵抗感があり受け入れない姿というのにも共感するし
読んでいてなんだか自分の事のように涙が出てくるのでした
同じような症状の人は皆そのように自分に置き換えてしまうのかもしれないけど
最後に夏樹静子さんは「夏樹静子を入院」させるつまり休筆することで
良くなって行くのですが、そのところでまた涙!
いや、私は「井上リエ」を入院させる程仕事はしてないし
ペンネームの人格と本人との間でそれほどのギャップがあるわけでもなし
だけど、筆を置くことへの恐怖や寂しさ不安、などが
私にも少しは想像できる
つまり世の中での自分自身のイメージ(と言ったらいいでしょうか)に
がんじがらめにされている本来の自分と言うものが
自分自身で感じていない潜在意識の中にいるということなんですね
自分ではそのことで苦しめられていると思っていなくても、です
その潜在意識の中の自分の叫びに気づくことが治療の第一歩
ということなんです
頭がよく働かないので、うまく言い表せませんが...
私はその後、その心療内科の先生の著書も読み始め
心と身体の相関関係というものが少しみえてきた気さえします
そこをどううまく折り合いをつけていくかというのが
また自分自身の問題になってくるのかもしれませんが...
中途半端な感想で申し訳ないですが
気になる方は是非読んでみて下さいね
今年の誕生日はこれまでの人生で一番苦しい誕生日だねぇ
なんて母に言われちゃいましたが
おかげでいつになく、周囲の人のありがたみが身にしみるし
心と身体の関係についてちょっと考えられるようになったし
元気で絵も描けて食べて寝て笑っていられるなら
少しぐらい不自由だって痛くたって、しょうがないかぁ〜と
なんだかとっても楽観的にもなれたし
逆にこれまでで一番有意義な誕生日を迎えたんじゃないかって
そんな気もしているのです
いろいろ心配かけてしまった皆さんホントにすみません!
本当にありがとうございます
53才...だいぶボロけてきてはいますが
細胞はちょっと新しくなったような気も...
これからはホントのホントのマイペースで
息切れしないようやっていきましょうね
どうぞこれからもよろしくお願いします
長くなりました...
年末年始元気に迎えてくださいね