今日3.11 あれから5年です
まだまだ復興といえない状況の場所、人がたくさん...
はがゆいばかりの現実...
私に出来ることは、やはり元気に絵を描き続けることしかありません
ひとりでも絵を見てホッとしてくれる人がいるかぎり
描き続けましょう
私ね、思うんですが
5年も経つと「悲しい」とか「苦しい」とか「辛い」とか
言いたくても言えなくなるんじゃないかな...
私だって半年も経つと「でも痛い、辛い」って言いにくくなる
元気出さなきゃ!応援してくれる人に元気に応えなきゃ!って
でも、無理して明るく振る舞っても気持ちの中でまだ整理が着かない時
明るく振る舞った自分とのギャップが大きすぎて、さらに苦しい...
そんな時ありますよね
震災関連のTV番組で、仮設住宅でボランティアの訪問を拒む人が多いという
言葉を聞いたとき、「辛い、悲しい、泣きたい」けどできなくて苦しい人
なんじゃないかなと...
想像を絶する被害にあった人たちは
5年なんて「まだまだ5年」なんじゃないだろうか
そんな年月で癒える傷ではないでしょうね
私などにはそれこそ想像も及ばないことですが...
整形外科の先生が「痛くても笑って」と言うので
笑っていると確かに痛みは忘れるかも
でも自分なりに「でも、泣きたいときは泣いて!」と付け加えています
泣きたいのを我慢してため込んでいたら、やっぱりダメなの
苦しい!悲しい!辛い!泣く〜!と叫んで
でも、そのあと笑えたら、いいじゃない
まずそういう奥底の深い悲しみにデリケートに寄り添って
それから、自然に明るく元気になってもらいたい(いや、私もなりたい)
......言葉で言うほど、簡単なことではないとは思いますが
と、つらつら書いてしまいました
もちろんそうよ!と思っている人も
別の考えの人ももちろんいるでしょう
でも、私はそうやっていくのがラクだと気づいたから
ちょっと書いてみました
被災地の方々が一日も早く
平穏の日々とこころからの笑顔を取り戻せる日がきますように
「ブルーデイジーとコルネット」
さきほど描き終わった絵です
コルネットは甥っ子(次男)がやっている楽器♬
ブルーデイジーは、南アフリカ原産で今とても気になっている花
このブルーデイジーの花言葉は「幸福」「恵み」「協力」だそうで
今日のこの日にいい言葉だな
すべてがいい方向へいくように....
祈りつつ
午後もがんばりましょう