2016.09.29 Thursday
人間は考える葦である
仕事の絵を描くのに参考文献は欠かせません
少し前から読んでいるヨーガとインド哲学の本...
いつものようにこういう分野感覚的にはすごくわかるけど、理論的にはさっぱり...
でも不思議なもので理屈っぽく難解な本を読んでいると
内容の理解はともかく、停まっている頭は動き出すのか、いろいろ湧いてくる...
今日はなぜか「人間は考える葦である」という有名なパスカルの言葉がふと浮かんで
そうだよ、人間なんてか弱くか細い足で立つ葦なんだ...
そのくせ頭でっかちで「考えることが出来るのは人間だけだ!」と人間のおごりだね〜
なんて思って、あれ?でもホントにそういう意味?ーーーと調べてみると
葦はか細く弱いものであるが強い風にも柔軟にしなって
嵐の後にちゃんと立ち上がることが出来る
大木は嵐が続くと耐えきれず折れてしまうこともある....
ということらしく
さらに、パスカルは病弱な体質であったとのことで
そういう人間である自分自身とか弱い葦を重ねあわせていたのかも...という解説もあり
あああ〜〜〜 そういうことだったのね〜〜〜 ぱすかる〜
で、なんか一気に描き上げちゃった絵
か細い足です^^
突風が起ってこの大きな葉っぱが荒れ狂ってびたーんと叩かれたら
それだけでどっかに吹っ飛んでいっちゃうほど、人間ってか細い...
だけども、傷だらけになっても、きっと立ち上がってまた歩き出すのだ!
拙い絵ですが、今の自分の理想像ですね、これ
梅原猛の「森の思想が人類を救う」も入っています
これはホントに何度読んでも素晴らしい本です
この絵は25cm角の額に入れてみます
来月のSUNAOリエ展で展示しまーす♬
あ、哲学についての議論を吹っかけないよう、くれぐれもご注意下さいね^^
応えません(応えられません)ので...