寒い寒い雨の中だけど、何かに呼ばれるように
人気の無い海岸に行ってみたら、流木がいっぱい!
流木が呼んでくれたんだな!きっと。



雨にけぶる江の島をバックに、今日の収穫物の一部を撮影。

モノ作りの人間はいつも何かしらアイディアを考えているけど、
今日は、スランプ?っていうくらい何も浮かばない・・・
やる気も起きない・・・天気もこんなだし・・・
そんな日は、なんだか何やってるんだかぁ〜って落ち込んだり
世の中で私だけが怠けているみたいな気になったりしてしまう。
本当はそんな「ゆるい」日も必要なんだけど、
のんびりした気分でずるずる出来ない性分・・・
何か、焦ってしまう。

そんな気分の雨の中、思いきって出かけてみてよかった!
広い浜で、足の向く方気の向く方へ歩いていると
いい形の流木と出会える。
これも人との出会いと同じだなぁ、といつも思う。
別な方へ行っていたら、別の流木と出会ったんだろうけど、
ここで私を待っていたんだね、という物に出会える。
特に、いやな事があったあとや、今日みたいな気分の時は
自分自身が素になろうとしているからなのか、
海が浄化してくれているからなのか、
マイナスイオンのせいなのか、
こうやっていい流木に出会って、気分転換にもなって
やる気がむくむくと湧いてくる。

本当に海って不思議な場所!
明日は、楽しくやろう!




子供時代、一番多感な時代は10才くらいと言われる。
その頃読んでいた本は、いくらかなりとも今の自分に
影響を与えているのだろうと、確かに確信できる本が
今も手元にある。


左から ルーネル・ヨンソン「小さなバイキング」
    アリス・ケルジー「天からふってきたお金」
    オーケ・ホルムベルイ「迷探偵スベントン登場」

左から 星新一「宇宙のあいさつ」
    フランセン「アガトン=サックスの大冒険」
    ウィンターフェルト「カイウスはばかだ」

なぜか、外国の冒険ものや探偵ものが多い・・・
「赤毛のアン」なども読んだけれど、
なんだか女の子の部屋をのぞき見した男の子、
みたいなこそばゆい気分になったものだ・・・。

葉巻をくわえたおかしな探偵が空飛ぶ絨毯に乗って見事事件を解決、したり
世界でいちばん難しい言葉「グレール語」を話す新聞の編集長が、
ニセ札づくり団を捕まえるために知恵を働かせて探偵さながらに活躍、したり
そんな話が好きで、異国の匂いとスリル満点の展開にわくわくしたものだ。

そして何より好きだったのが、挿絵。
絵本より児童文学が好きだったのも、文章に添えられる挿絵が
物語の雰囲気を作り出してしまうおもしろさを知ったからかもしれない。
その絵がまた物語をいっそう身近でスリリングなものにしてくれるのだ。
和田誠さんの装画や挿絵が大好きで、彼の絵があったから今こんな仕事を
していると言っても過言ではないくらい、影響を受けていると思う。
星新一の文庫も和田誠さんの装丁、挿絵で、文章のおもしろさと
イラストの絶妙な線の妙技を楽しんでいた記憶が。
(この頃は中学3年生位だったかも)

この間、友だちと話していて、彼女の息子ゆうた(小学4年生)が
最近星新一を読み始めた、という話を聞いて、星新一が好きだった私も
昔の本を引っ張りだしてきたのだ。
これらの本は30年以上の年月を経て茶色く変色して
古いレコードのような匂いが、記憶とともにつまっている。
今の私を作った、大切な大切な宝物。


ぱぎるリングを作ってもらいました!
かっこいいでしょうーーーーー!!!
作者は、私のホームページも作ってもらった
webデザイナーでもあり造形作家でもある齋藤マサヤ氏。

ずいぶん昔から一緒に仕事をしたりしてきたけど、
前々から「コラボで何か作りたいね!」と言っていたのが、
今回ようやく形になりました!

これからシルバーアクセサリーなどのグッズを
いろいろ作って販売もしていきたいと思っています。
ホームページでUPされる日を楽しみにしていて下さい〜!
 




仕事中は必ず何かしらの音楽がないとだめなタイプです。
最近は7月のギャラリーカフェでの個展に向けて作品を作っているので
しっとり落ち着いた音楽を選ぶ事が多い。

今日は Hille Perlの「Doulce Memoire」
ヒレ・パールはザ・ハープ・コンソートのメンバーでもある
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。
写真でもわかるように、なんとも言えない美貌の持ち主です!
ドイツ生まれですが、エキゾティックでジプシーのような雰囲気もあります。
このCDでは16世紀から17世紀頃の声楽曲を演奏しています。
物悲しさの中に美しさや安心感、安定感を感じさせてくれる。
私の絵について「あかるいかなしみ」と評した方があったけれど
まさにその形容にぴったりくる音楽なのです。
気持ちと音と描きたいものがパズルのようにすとんとおさまるような感じ。
そんな音楽に出会った時は、絵を描きたくなるのです。


他に、最近よく聴いているのはこんな感じ。

写真左上が ザ・ハープ・コンソートの「スパニッシュ・ジプシーズ」
下左から  カテリーナ古楽合奏団の「Ductia」
      ピアソラのライブ録音盤
      パブロ・カザルスのホワイトハウスでの録音盤

カセットは ドビュッシーの「前奏曲集第1巻」と「子供の領分」を
録音したもの。
ドビュッシーは「色彩」をイメージさせる曲が多くて好きです。
カセットのジャケットは「子供の領分」を聴きながら描いた絵を
使っています。

以前はもう少しダークな、例えばクリムゾンとかソニック・ユースとか
Morphineとかを聴きながら描いていた事もあったけど、
だんだん音楽の趣味も変わってきたようです。

最近、ひょんな事から夫がシャンソンとおやじバンドの
ボーカルを始めたので、
(これを読んだ夫の知り合いの方はさぞや驚いていることでしょう!)
一緒になって古い(と言っちゃ失礼だが)ロックなども聴いています。
例えば、クリームとか、ボブ・ディランとか、ディープパープルとか・・・

でも、いろいろ聴いていて思うのは、古くなってもいい音楽というのは
本当にいい音楽なんだなぁという事。
ロックもそうだし、16世紀に作られた音楽までもが、こんなにも
現代の今の気分にぴったりくるって、なんでしょう。
普遍的根本的な人間の感情に訴えかけてくるからなんでしょうか・・・。

うっとり聴き入ってしまいますが、仕事もせねばなりません!


 

          



開いているのはITALY製 MOLESKINE ノート
右は糸井重里さんのほぼ日刊イトイ新聞のweb shopで販売している
「ほぼ日手帳」
どちらも仕事の、というか生きていく上での必需品かもしれない!

MOLESKINEノートは、かのマティスも愛用していたという
伝統あるノートなんだそうです。
日々思いついたアイディアや言葉を書き留めておくのに使ってます。
このノートから作品が生まれる事もしばしば。
イラストレーターになって17年、ずーっとアイディアノートは
何かしら持って歩いていたけど、最近はずっとこれ。

ほぼ日手帳は去年から愛用してます!
前からスケジュールと日記とアイディアノートを全部兼用できて
持ち歩くにもじゃまじゃない手帳を探していたけど、
それが叶ったのがこれ!
スケジュールはもちろん。絵を書いたり切り抜きを貼ったり
気になる言葉を書き留めたり、第2のアイディアノートとなっている。

いろいろな工夫が施されていてとても使いやすい手帳です。
(私のを見てほぼ日手帳ファンになった人3人いますよ!)
興味のある方はhttp://www.1101.com/store/index.htmlを見て下さい。
春から書き始めるSPRING仕様の手帳も発売中です。
・・・と、ほぼ日の宣伝はこのくらいにして。

どちらも今の私にとってmore betterな必需品!
おまけにもう一つだけ私の必需品を紹介します。

エサンデスひまわりハンドクリーム。
毎日紙や木を触るのでものすごく手が荒れます!
これは石けん成分からできていて、合成界面活性剤や合成防腐剤を
使用してないので安心して使えるし、べたつかずしっとり!
今では家中のいたるところにごろごろ置いてあって、
手から足から顔まで使っている。
かかとがさがさでもうどーーーーしようもないって人にもお勧め!
これは通販生活で買ったもの。

「通販生活の商品はBestではありませんよ」と以前私に言った人がいた。
その時は自信たっぷりの威圧感に何も言えなかったけど、
「そんなことあたりまえでしょう!」と今なら言いたい。
みんな「今の自分にとっての more better」を探しているんであって、
もう絶対コレだ!コレを一生使うと宣言する!!!
なんていうものを求めているんじゃないと思う。
もちろんそんな物にであったらすごい事だけど。
今の自分が選ぶ物は来年の自分にとっては違う物だったりする。
言ってみれば生きている事って「more better探し」の連続なんじゃないですか?
人でもモノでも今の自分にぴったり来る部分を探しているんだと思う。
そして出会ったbetterな物(人)を大事にする。
だからこそ面白いのだと!
その人はBESTを求める理想主義者だったのかもしれないけど・・・。


熱くなってしまいました。
長くなってしまいました。



最近美術館に行ってないなぁ・・・
理由は、いつ行っても人がいっぱい!なことと、入場料の高さかな・・・
それでも本当に見たい展覧会の時はがんばって行くけど、
だんだん疲れてきて、図録を買ってそそくさと帰ってしまったりする。
感動よりも疲労感が勝ってしまうのだから、困る。

今年六本木にオープンしたばかりの国立新美術館で今週水曜日から始まる
「ポンピドーセンター所蔵作品展 異邦人たちのパリ」
これは、それでも、やっぱりがんばって見に行きたいと思っている。
フランスはまだ行った事がない国だけど、
それほどまでに芸術家を引きつけるものは、いったい何なんだろう?

今回の展覧会にはパリの外国人現代作家の作品も出品される。
今や気鋭のフォトグラファーとして、国内外で活躍、数々の賞をもらっている
写真家のオノデラユキの作品も出品される。
彼女は6歳から18歳までを、共に学び遊んだ幼なじみ。
ファッションデザイナーから写真の世界に行き、フランスに渡り13年。
けらけらと笑いながら、軽やかに進んで行く彼女を、
歩みののろい私は、いつもまぶしく思っていたものだ。
「自分ができないのを環境のせいにしてはいけない」と
痛いところをばしっとついてくれたのも、彼女。
遠く離れていても、良きライバルとしていつも私のなかで
私の事を見ているような存在なんだ。

多くの巨匠たちの作品と肩を並べる彼女の作品を
私は必ず見に行かなければ!
誇らしい気持ちと、嫉妬心と、
その両方を感じ、自分自身に檄を飛ばすために!






銀座


今日は銀座のギャラリーをいくつか見に行く。

お天気もいい金曜日の昼時なのに
ずいぶん人が少ない感じ・・・
ゆっくりとランチもできてよかったけれど。




銀座の様変わりも激しくて、古いビルは
どんどん建替えになっているようだ。
写真はプランタン隣のビル工事中のフェンス。
廃材のようなものがたまっているのだけど、
この場所だからなのか、何やら現代美術的になってる!
きっとピカピカのカッコ良いビルが建つんだろうな・・・

新橋方面にある、時々立ち寄るギャラリーも
ビル取り壊しのため、4月に移転するそうだ。
古い趣のある階段を上っていくギャラリー
好きなのになぁ・・・・・残念!

でも、さすが銀座は裏通りを歩けば
まだまだ年代物の建物は健在!
様々な人に長く愛されている歴史ある街の心意気を感じる。
だから大好き、銀座!










アフリカのおみやげ屋さん?
って感じの写真ですが・・・

実は知る人ぞ知る我家の冷蔵庫なのでした。

流木と鉄のオブジェの大半はマグネットを付けているので、
こうやって冷蔵庫の扉や鉄のものに「保管」します。
というか、自分の作った物たちはみ〜んな愛しいので、
いつも見ていたい・・・というのが本音かな。
メモをとめたり、実用にも使います。

鉄と木がなじんで来て、昔からあるモノのように
しっくり落ち着いてくるのも、
仕舞って保管するんじゃなく、生活とともにあるから、
と、私は思っているんです。
古い道具や家具が使ううちにどんどん輝いてくるように。

木と鉄で作られた古い道具や家具は
大事に使われればどんどん味を深め、長持ちする。
木は使う人の手の形になってくる。
鉄は木を補いデザインする。
そのすばらしい素材同志の素朴な関わりが
私にとって、とっても魅力なのです。







絵の仲間3人で、ほぼ月1でやっている定例会。
最近の仕事や描きためた作品を持ち寄って
あーじゃないこーじゃないと意見を言い合う。
批判し合い、お尻をたたき合い、時になぐさめ合い、
それぞれに少しずつ前進して行こうね・・・と。

もう何年やっているだろう?(誰も覚えていない!)
作風も考え方も方法も違うけれど、
めざす方向はおなじ「仲間」だから
いい時間。すごく有益な時間です。

持ち回りでご飯付きで、時にはお酒も飲みながら・・・
くだらないばか話や雑談もふくめて、
同志の語り合いはつきないのです・・・。

アトリエ
ようやくblogはじめました!
このblogでは、イラストレーター、流木オブジェ作家井上リエの
仕事や制作の日々に思う事などなど中心に書いてみたいと思います。

まずは最初なので、アトリエ紹介します!
こんなデスクの上で作品は生まれています。(おっと、描きかけの作品も)
写っていないけれど右隣のデスクにはMacが。
パソコン作業はこちらで。
iTunesからはいつもだいたい音楽が〜♪
やっぱり音楽がないと仕事にならない。
どんな音楽を聴きながらやっているかは、またの機会に。